ミス・ワールド 2022 京都大会

2022年5月28日（土）、ミス・ワールド2022 京都大会が京都祇園四条・南座（京都市東山区）で開催された。

京都大会のファイナリストに選出されたのは10名。特技やウォーキング、英語スピーチでSDGs（持続可能な開発目標）などの想いを語り競い合った。

ミス・ワールドとは、世界三大ミスコンの中でもっとも歴史が長く、参加国は世界最多を誇る、世界でもっとも権威のあるコンテスト。1951年にイギリス・ロンドンで第一回目が開催されて以来、毎年世界大会が開催されている。現在では131の国と地域で国の代表が選出されている。

ミス・ワールドのコンセプトは、Buaty with a purpose（目的のある美）をスローガンに、美に集まる力を社会貢献に活かすことを目的に、世果中のミス・ワールドが子供の支援をはじめとした積極的な慈善活動や、各国の課題解決に取り組んでいます。水着審査を廃止するなど、他のミスコンテストとは一線を画し、女性の尊厳・地位向上にも力を注いでいる。

《文中の姓名敬称略》

審査部門は、各ファイナリストが地元で行ってきた社会奉仕活動の有意義さを審査する。

審査部門は

Beauty with a purpose（目的ある美）部門
Top Model 部門
Sports 部門
Multimedia 部門
Talent 部門

当日、いよいよオープニング。太鼓（鼓童※１）が美しくたくましい音を響かせる中、ファイナリストのエスコートダンスが披露される。

その後、　当日の審査へ。

特技審査、ウォーキング審査、英語スピーチ審査と当日審査が行われ、緊張の中授賞式で発表された、

グランプリ　　：秀春菜（22）　　〔以下敬称略〕

Beauty with a purposer賞

Teamwork賞

準グランプリ　：成相優花（22）

審査員特別賞　：成瀬ありさ（19）

TopModel賞　：成瀬ありさ(19)

Talent賞　　　：中山雅程（21）

Multimedia賞：野口優（23）

Sports賞　　　：藤丸みなみ（24）

◉ 鼓童のスペシャル公演！

「日本の伝統芸能を現代に再創造し、佐渡を拠点に、世界でコンサートを開いているプロの太鼓芸能集団」として、これまでにコンサートを開催した国は52ヵ国、総公演回数6500回（2020年11月26日現在）にのぼる。

1994年には、アメリカ、日本公演を収録したビデオ・レーザーディスク「鼓童」が、フランス・カンヌ国際音楽産業見本市・映像音楽コンテストの「音楽ビデオ長編部門」にて最優秀賞を受賞している。

【特技審査】

ファイナリストは得意のソーランや歌や楽器、スピーチや五か国語自己紹介、着物の早帯締め、そろばんやバレーボールと言った自分の特技を披露した。

【スペシャルアンバサダートークショー】

安田美沙子、中村静香

【ウォーキング審査】

◉ 睦静紀スペシャル公演

睦静紀

日本舞踏家　若柳流睦会師範

2歳より日本舞踏を始め、現在は自身も師範として伝統芸能としての日本舞踏の魅力を伝えると同時に、現代に響くアート・エンターテインメントとしてより身近に、また広く世界中に発信すべく古典・邦楽にとどまらない現代音楽での活動も行なう。

日本舞踏にとどまらず、着物での所作、振付、ポージング指導を行い着物を通して日本の美を追求している。

睦静紀さんは、尼崎と京都で日本舞踏を教える師匠でありつつ、舞踏家として「静紀社中」とともに国内外で精力的に公演活動をされています。

これまで海外ではパリ、アムステルダム（オランダ）、ウランバートル（モンゴル）で公演。国内でも毎年、教室の発表会とは別に、公演を開催しています。

【英語スピーチ審査】

太鼓芸能集団「鼓童」特別公演

【ミス・インターナショナル2022 京都大会グランプリ　No.10 秀春菜さんコメント】

私自身がこのファイナリストになってからの期間というのは本当に初めてのことばかりで、普段インスタグラムのイベントなども全然やらない人いなので、SNS審査ひとつにしても、ゴルフにしても、踊りにしても、初めてのことばかりだったんですけれども、先生方が優しくご指導くださったり、家の皆様が支えてくださったり、ファイナリストの一人一人がチームとしてお互いが支えあったからこそ今ここに来られているんだと思います。本日グランプリという賞をいただいて本当にうれしいです。ここの会場の皆様にもグランプリに選んでいただいて、日本大会にも、世界大会に向けても恥ずかしくないような、そのような人になれるように努力を務めてまいります。本当にありがとうございます。